副業でアルバイトをした場合、 確定申告は必要なのか?【20万円ルールも解説】

こんにちは、大杉もとのりです。

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副業は確定申告が必要なの?



毎年確定申告を自分でしている僕がお答えします。

確定申告と聞いて「あー、めんどくさい」と感じる方もおられると思いますが、いい加減にしていると後から大変なことになるので、この記事を読んで必要な方は必ず税務署に申告しましょう。




要点をまとめた動画を作りました。
4分程度で終わりますのでどうぞ!

目次

副業とアルバイトはどう違うの?定義と特徴を解説!

副業とアルバイトって同じ意味だよね?

なにか違いってあるの??

確かにサラリーマンがアルバイトをするとそれは

副業になるんだけど、言葉が含んでいる意味として

考えると、明確に違うところが2つあるのよ。

違うんだ!しかも2つもあるの?

どこだろう?

じゃあ、順番に説明するわね。

1つ目は雇用形態の違いよ。

 

企業や個人事業主に雇われて、

給料としてお金をもらっているのがアルバイト。

 

誰にも雇われずに直接、お客様から報酬として

お金を受け取っているのが副業よ。

なるほど、アフリエイトは副業、

新聞配達やコンビニはアルバイトだね!

そうね。

2つ目は収入の違いね。

アルバイトは基本的に固定給だから仕事をしなくても、

いるだけでお金がもらえるの。

一方、副業は自分で稼がなくちゃいけないから、いくら

働いても収入は0円だってあり得るわ。

 

その代わり、副業にはアルバイトにはない高収入を得る

チャンスがあるわね!

 

 

 

そっか、わかったよ!

堅実に稼ぎたいならアルバイト、

理想を追うには副業だね!

うん、私もそう思うわ。

 

自分にあった働き方を選んでね!



副業で確定申告は必要なのか?20万円ルールとは?

確定申告とは1年間の所得を自分で計算して税務署に提出し、納税する作業のことです。

正式名称「所得税及び復興特別所得税」といい、納める税金は 主に所得税です。


一般的にサラリーマンは会社が代わりにこれらの作業をしてくれているので確定申告する必要はありません。


確定申告が必要な方は主に個人事業主、会社経営者、フリーランス、不動産で収入のある方です。

ただし、サラリーマンでも一定の条件を満たすと申告が必要になってきます。

その他にも必要なケースがございますのでご注意ください。

サラリーマンが確定申告しなければならない必要条件とは?

・給与収入が2,000万円を超えている
・2カ所以上の会社から給与を受け取っている
・配当所得や不動産所得などの副業所得が20万円を超える
・医療費控除、雑損控除などを受ける
・住宅ローン控除を初めて受ける
・その年の途中で退職し、再就職しておらず、年末調整を受けられない
・ふるさと納税の納付先自治体が6カ所以上ある

上記に当てはまる場合は確定申告が必要ですので、忘れずに申告しましょう。

20万円ルールとは?確定申告の申請は必要ありません!

サラリーマンが副業したときに、確定申告する必要があるか動画の基準に20万円ルールというものがあります。


それは副業の所得が20万円以下の場合は確定申告をしなくてよいというものです。

このルールは副業がアルバイト(パート)なのか、それ以外なのかで内容が変わってきます。

副業がアルバイト(パート)の場合収入が1年間で20万円以下の場合は確定申告必要はありません。

副業がアルバイト(パート)以外の場合所得が20万円以下の場合は確定申告する必要はありません。

ここで注意してもらいたいのが、収入所得の違いについてです。

アルバイト(パート)の場合は、給与としていただくのでそのままの金額で大丈夫ですが、

アルバイト(パート)以外の副業で得た所得は

売上ー必要経費=所得

ですので間違えないようにしましょう。

これが20万円以下なら確定申告の必要はありません。

サラリーマンと個人事業主では確定申告の定義が違うので注意が必要!

ここで私のような個人事業主ならどうなるの?という説明をさせていただきます。


先に結論をいうと、副業で得た収入は全て申告が必要です。

個人事業主は本業で確定申告が義務付けられているので、副業だけ申請しないというのはダメなんですね。

サラリーマンでも医療費控除を受ける際は確定申告をしますので、副業の収入が20万円以下であっても申告が必要です。

まとめ

・副業とアルバイトの呼び方は状況により、意味が違ってくる
・副業の収入(所得)が20万円以下なら確定申告をしなくてよい
・個人事業主など確定申告を提出する場合は、副業の収入(所得)が20万円以下であっても申告が必要です
・確定申告を怠ると、税務署から監査が入る可能性があります。必ずペナルティを受けるので注意しましょう
(税務署の監査が入って何もなかったという事例は聞いたことがありません)
・必ずルールを守って申告しましょう。

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